お掃除やガラス交換に!窓のサッシの外し方

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恐らく日本で最もよく見かける、引き違いタイプの窓。

ガラスの交換をしたい時や、大掃除の時、サッシごとガラスをレールから外したい!と思うことがあると思います。

今回は、そんな時の手順やコツをまとめてみました。

基本的なサッシの外し方

1 サッシの外れ止めを緩める

サッシを外す前に、サッシに外れ止めがかかっていないかを確認します。外れ止めがかかった状態だと、サッシを持ち上げても外すことができません。

外れ止めは古い型のサッシにも付いていることが多いので、サッシがうまく外れない時は、まず外れ止めがかかったままになっていないかを確認してください。

サッシの外れ止めとは?

サッシの外れ止めは、防災・防犯上の観点から、サッシが簡単に外れて落下しないように付いている部品のことです。サッシのメーカーや品番によって、いろいろな構造のものがあります。

外れ止めパターン2

サッシの外れ止め(LIXIL製サッシ)

サッシの外れ止めの外し方

外れ止めは、メーカーやサッシの型番によって、見た目や緩め方がまちまちです。

サッシによっては、外れ止めの外し方について書いたシールが貼ってある場合もあります。この場合は、シールの指示に従って外してください。

外し方がわからない場合は、サッシのメーカーや型番を確認して、メーカーのHPなどで緩め方を調べるのがベストです。

サッシの型番の調べ方

メーカーと品番の調べ方

サッシのメーカーや品番がわからなかった方のために、国内の3大サッシメーカーのHPから、サッシの外れ止めの外し方をまとめました。

LIXILトステム_外れ止めの外し方

外れ止めの緩め方(LIXIL製サッシ トステム)

引用元:サッシを外したい | LIXIL|Q&A・お問い合わせ

YKKAPフレミングJ_外れ止めの外し方

外れ止めの緩め方(YKK AP製サッシ フレミングJ)

引用元:「引違い窓/片引き窓/両袖片引き窓 – 窓を外してお手入れする」 | 商品のお手入れ方法 – YKK AP株式会社

三協_外れ止めの緩め方

外れ止めの緩め方(三協アルミ製サッシ)

引用元: 【三協アルミ】よくあるお問い合わせ(FAQ)

2 気密ピースを上げる

サッシを外す前に、気密ピースという、サッシの下側面についている部品を、レールに引っかからないように位置をずらします。

メーカーや品番によっては、気密ピースが付いていないこともあります。この場合はこの手順は飛ばしてください。

気密ピースとは?

サッシの側面下側に付いていて、レールとサッシの隙間を埋め、断熱性を保つための部品です。サッシ側面の下の方にあり、左右両方についています。

気密ピース(LIXIL製)

気密ピース(LIXIL製サッシ)

気密ピースの調整方法

気密ピースは、気密ピースを止めているビスを緩めて、気密ピースを上方向にずらし、ビスで締め直すことで位置を調整できます。

サッシ1枚毎に左右2ヶ所に付いているので、両方とも同じ手順で気密ピースをずらしておきます。

気密ピースの調整方法(LIXIL製サッシ)

気密ピースの調整方法(LIXIL製サッシ)

引用元:サッシを外したい | LIXIL|Q&A・お問い合わせ

3 サッシを外す

外れ止めを緩め、気密ピースの位置を上方向にずらしたら、いよいよサッシをレールから外していきます。

サッシは、サイズにもよりますが、想像以上に重たいことがありますので、安定した足場を準備し、なるべく2人以上で協力して取り外すようにしてください。

下の図は、2枚引き違いの窓のサッシを、室内側から外す場合の手順をまとめたものです。

サッシを垂直に持ち上げて、斜め下方向に、室内に向けて引き抜くようにして外します。

室内側サッシの外し方

室内側サッシの外し方

室外側のサッシも同様に、サッシを垂直に持ち上げて、斜め下方向に室内に向けて引き抜くようにして外します。

室外側サッシの外し方1

室外側サッシの外し方 パターン1

パターン1でうまく外せない場合は、一旦室外側に向けてレールから外し、サッシを室内側に引き込みます。

室外側サッシの外し方2

室外側サッシの外し方 パターン2

これで、サッシを取り外すことができました。

基本の外し方でサッシが外れない場合

「基本的なサッシの外し方」の通りにやってもサッシがうまく外れない場合は、次の2つの方法を試してみてください。

戸車を調整する 難易度★☆☆

サッシを上に持ち上げても、サッシの下側がレールに引っかかってうまく外せない場合は、サッシの戸車を調整することで外せるようになることがあります。

戸車というのは、サッシの下側に付いているコロコロのことで、サッシがスムーズに動くよう、重量を支える役目をしている部品です。

サッシの下側に2つあるビスの内、下側のビスを回すと、戸車を上下させることができます。ビスを回して、戸車をサッシの中に引っ込ませて、もう一度サッシを持ち上げてみてください。

戸車の調整

戸車の調整方法については、動画でもやり方を説明しています。

自動車用ジャッキでレールを広げる 難易度 ★★☆

どうしてもサッシが外れない時は、窓枠の部分が何らかの理由でたわんでしまって、サッシが取り外せなくなっていることがあります。

窓のジャッキアップ1

レールがたわんだ窓のイメージ

こうした場合は、自動車用ジャッキを使って、一時的に上下のレールの隙間を広げて、サッシを外します。窓の修理業者も使っているプロの技で、窓だけでなく、障子やふすま、引き戸といった建具類に応用可能です。

レールの一部に力が掛かり過ぎるとサッシが破損する可能性がありますので、上下のレールに添え木をして、力が分散するようにします。

窓のジャッキアップ2

レールのジャッキアップしてサッシを外す方法

少し難易度が高いので、DIYに慣れていない方は、窓の修理業者様にお願いした方が安心かもしれません。

また、サッシの開閉がスムーズにできないほど大きく、窓枠がたわんでしまっている場合は、サッシを外すことができても、窓枠に入れなおすことが困難になることがあります。自分では対応しきれないと感じたら、無理をせず、修理業者に頼ってください。

まとめ

今回は引違い窓のサッシを外す方法をまとめました。

サッシには決まった規格がないので、メーカーやサッシの品番によって、少しずつやり方が違ってくることがあります。でも、基本的な方法を押さえておけば、様々なサッシに対応可能ですので、ぜひ参考にしてみてください。

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